今更2011年を振り返る。

はい。約半年ぶりです。

ずるずるぐだぐだの日々を送っておりますのでね、
2012年も3日も過ぎた今、2011年を振り返ろうとしております。

大きな出来事が2つありましてですね。
まずは･･･誰もがそうだと思いますが東日本大震災。
自分が住む茨城県も東北各地に較べたら軽い方ですが、それでも沢山の方が亡くなり、沢山の地域で被害に遭いました。
情報が交錯する中、電気も水もない状況で本当に不安な日々でした。
特に地震の後3日間電気のない状況、これが不安だった。
3日ですけどね、あの夜が来て闇に襲われる感覚。
夜が来て暗くなる、当たり前のことなんですけどあれがどうしようもなく不安でしたね。
余震、ラジオで聞く被害状況、東北各地の惨状、原発･･･。
夜になると物理的に目の前が見えなくなるのと同じように、この先どうなってしまうんだろうという不安。
スイッチを入れれば明かりが灯ること、蛇口を捻れば水が出ること。
当たり前の日常に改めて感謝すると共に、今も不自由な暮らしを余儀なくされている方々、自宅に戻れない方々に僕のような人間が軽々しく言うのもどうなのかなと思いつつ、お見舞い申し上げます。
そして亡くなられた方々にご冥福をお祈りいたします。

もうひとつの大きな出来事。
父が他界しました。
8月の猛暑で熱中症に伴い肺炎を患っていたのですが、11月に亡くなりました。
身体障害者で下半身が麻痺していまして、動かないのはもちろん、痛みを感じず、触れたことすら感じない状態で約20年。
その中で前向きにやっていたと思います。
出来るだけフォローしていこうということで傍にいた20年。
こういう言葉は不適切かもしれませんが、役目を終えてホッとしています。
20年前に母を亡くした時に自分の中で何も親孝行出来なかったなと後悔ばかりがあったので、その分父には面倒を見ようと思ってましたのでね。
至らないことも多々あったとは思うし、僕は僕でやっぱり自分の時間を自由に使えないストレスもありましたし、父は父で思うようにならないストレスを感じていたでしょうし。
そんな中での20年でした。
まぁ母の時のような後悔はありません。
入院中のエピソードを2つ書き残しておきます。
入院して間もなく痴呆になってしまいまして、頓珍漢な発言しかしなくなってしまいましたが、ある日「コーラが飲みたい」と言い始めまして。
入院中だしそりゃダメだろうと思いつつ看護師さんに相談したらOKが。
(今思うとあの時点で病院サイドでは諦めムードだったのかもね)
吸い飲みに入れて500mlのペットボトル半分近く飲んで(！)、「美味いなぁー」なんて笑顔で言うんですよね。
なんかあの時の笑顔を思い出すと救われた気分になります。
もうひとつは病院に行った時に階段を上がっていくと病室からうぉ〜〜んおかあちゃ〜〜んと父の叫びが(笑)。
話しをすると「今、船に乗ってるんだよ」と言うのですが、なんとなく船で川を渡っていてその対岸に母がいたのが見えてるのかな？と、そんな感じに衰弱した父を見ながら思いましたがその2日後に亡くなりまして、あぁやっぱり見えていたんだなーなんて思いました。
一人で住むようになった一軒家の自宅での正月はめっちゃ寒い。
僕が普段仕事で出かけた後、父はこんな寒い家に一人でいたんだなーなんて思うとちょっと切なくなります。

そんな2011年を経て、2012年が始まった訳ですが、時間の束縛が減りますのでその分趣味の時間をもっと作ろうと思ってます。
写真を撮りに行き、プロレス観戦に行き、曲を作ろう。
プロレス観戦は父が入院した8月以降はあまり見に行けなかったのでこれからはバンバン･･･とまではいかないけど見に行くぞ！
引き続き今年も佐藤光留選手を応援しています。
父が入院した際にとあるやりとりがあって、逆にこっちが涙が出るほど応援してもらった感謝の気持ちを僕は忘れない。

後は今日明日で部屋を片付けて防湿庫を設置する環境を作りますｗ

そんなこんなですが、本年もゆるゆるぐだぐだと更新していきますので宜しくお願い致します。